用途は無限

TTI(Time Temperature Indicator)の用途はどうやら無限のようです。インパックはまずは花の分野で進めていきます。それも、まずはエチオピアからのスタートとなりそうです。近く2回目の実験が始まりますが、ケニアーオランダ間でも話が進んでいます。

花の分野でまずTTIが広がるとすると、私としてはかなりうれしい話です。花は、野菜や加工食品と比較すると鮮度管理、包装技術の分野で後塵を拝しています。量販店で農産や加工食品を経験された方々は花は遅れている、との認識が広がっています。確かに強い反論は出来ませんが、仮にTTIが食品に先駆けて使用されたとすると鮮度の見える化が定着することになります。現在、そこに向かって大いに努力中です。

また、花で広がりを見せると次は農産・加工食品です。使用量が増すと花業界の何十倍もの市場となります。従来、海外への精密機械輸出や血液の輸送の際に使用される例はありましたが、大量にとなると農産・加工食品にはかないません。

インパックは一つ一つその商品にあったTTv(温度時間値)を見ながらTTIの開発に入る予定です。用途は無限です。

投稿者: 守重知量

インパック株式会社 取締役会長 株式会社守重本店 代表取締役

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