善意が悪を生むことがないように!

今回のコロナ問題は、国や東京都など各地行政は一定の結果が出たとして、また経済活動がこれ以上停滞しては国家の将来に関わるとして活動の再開に踏み切っています。

各企業もテレワークを続けるところもあり、現実の活動に戻ったところもあり、更にはその中間で活動するところもあり、様々な形で復活を始めました。しかし、ワクチン開発にはもうしばらくかかり、更には生活が元に戻ったとたん、多くの感染者が出ていることもあり、国家、各企業の舵取りは経済活動と感染防止のなかで難しさを増しています。

しかしほんの二ヶ月、三ヶ月前、私たち花業界の関係者は切花の大量廃棄、売れ残り、値段がつかない、という環境の中で打ち手を失っていました。しかし、その中で少数の優秀な方々は切花の販売に奔走していました。また販売に自信のある方々は生産者支援の輪を立ち上げました。無印良品と房総の生産者の動き、コストコ店頭での価格を大幅に下げての花販売、牛丼すき屋の母の日がらみの1本100円でのカーネーション販売、他にも花をバケツに入れ店頭に置いている店舗もありました。勿論農水省は生産者支援の動きを始めていました。これにより、大いに助けられた生産者の方も多くあったと思います。

想定できない事態が生まれたとき、あっという間に方向を打ち出し販売に走る企業、得意なIT技術を活用し、規格外などを買い取り販売する仕組みつくりに走る企業、いろいろあると思います。みんな善意でことを進めています。しかし、ここで考えなくてはいけないのは心から生産者のためになるかどうかです。生産者がいなくては花の販売もありません。 善意は善意として進めてほしいと思います。

投稿者: 守重知量

インパック株式会社 取締役会長 IPホールディングス株式会社 代表取締役社長

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